男子1人のシェアハウス

もう日が暮れているのにどこに行くんだ。

「ここだよ。」

菜々が止まったのは海がある場所だった。

「何?海に入るの?」

「バカ?今、冬なのに海に入る人なんてどこにいるの。」

「あ、そっか。」

砂浜で2人並んで座った。

「ここから見える夕日はめちゃキレイなんだよ。」

「ホント…だ。」

夕日に見とれていた。
< 117 / 189 >

この作品をシェア

pagetop