男子1人のシェアハウス
上手く言えない気持ち。
今日は2月14日。
バレンタインデーの日。
男にとっては女子にチョコを貰うため必死だ。
知らぬ間に机の上に山ほどのチョコが散乱していた。
同じく龍平も。
「これ今日まで食べれっかな。」
「無理だろ…。食べたら太る。」
「でも、龍平はバスケ部だからもう少し力付けた方がいいぞ。だから今日は特別にあげる。」
「いらねーよ。だいたい俺は亜美のチョコだけ貰えれば充分なんだよ。」
「ちっ。リア充が。」
1つチョコを取り箱の裏には本命と書かれてあった。