男子1人のシェアハウス

「注文の仕方とかは龍平君に聞いて。あとこの店でラブラブはしないでね。それではごゆっくり。」
襖を閉められ龍平と2人っきりになった。

やけに心臓の鼓動が早い。

「向かいに座らなくてもいいんじゃない?」

ポンポンと龍平は自分の隣を叩いた。

私はそこに行けって事…?

「俺の隣どーぞ。」
「えっ…いや、いいです。」

「そんなこと言わずにほら。」

手を掴まれ渋々立ち上がり龍平の隣に座った。
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