男子1人のシェアハウス

階段を下りたら、

「ふぁ~あぁ、眠たい。」

と藤川が欠伸をしながら歯ブラシを片手に持ってウロウロしていた。

俺に気づいたのかビックリして歯ブラシを落としてしまった。

「大丈夫?」

「あっ、大丈夫!お化けかと思った。」

ふぅとため息をつきながら歯ブラシ片手にまたどこかに去っていった。
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