男子1人のシェアハウス
ふと、横を見たら見覚えのある顔。
たぶん隣の席は西野綾だろう。
「西野。」
小声で名前を呼んでみたけれど反応がなかった。
こうなったら最終手段。
西野の肩をチョンと触ったら横目で睨んできた。
「何でしょうか?」
呆れた感じだったので
「何もありません。」
と言うと西野は前に視線を戻した。
結構怖いな。
先生の話しも全く聞かずに寝ていた。
起きた時はみんな廊下に整列をしていた。