男子1人のシェアハウス

ふと、横を見たら見覚えのある顔。

たぶん隣の席は西野綾だろう。

「西野。」

小声で名前を呼んでみたけれど反応がなかった。

こうなったら最終手段。

西野の肩をチョンと触ったら横目で睨んできた。

「何でしょうか?」
呆れた感じだったので

「何もありません。」

と言うと西野は前に視線を戻した。

結構怖いな。

先生の話しも全く聞かずに寝ていた。

起きた時はみんな廊下に整列をしていた。
< 22 / 189 >

この作品をシェア

pagetop