男子1人のシェアハウス

睨んだら坂本はしゅんっと落ち込み元気がなくなった。

「だってさ…西野が心配でさ…もう。」
「私は死なない限り大丈夫だから。」

「おもしろいな。」
「どこがよ!」

怒った時の顔おもしろいとお腹を抱えて笑い出した。

少し恥ずかしかった。

だってアイツの笑顔は無敵じゃん。

なんか周りを笑顔にしそうな人だよね。
坂本は立ち上がって
「また来るから。」
と言って保健室を出て行った。

本気は隣にずっと居てほしかった。

こんな私はわがままですか?

end
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