男子1人のシェアハウス

「羽山どうだった?」

「ちゃんと謝った。羽山も笑顔だったから大丈夫。」

俺の言葉にほっとする龍平を見ていたらなんかこっちまでほっとする。

「じゃあ練習行くか!」

「そうだな。」

2人体育館の裏からダッシュで校庭に向かった。

今日は1日体育祭練習で早く家に帰り着いた。

家に帰るとみんながテーブルを囲んでイスに座っていた。

目に着いた長瀬に聞いた。

「長瀬どうしたの?」

「ちょっと待った。」
と言って長瀬は俺に手招きした。

椅子に座ったら長瀬が口を開き、

「なんかさ、坂本はうちらを苗字で呼ぶから、これからは下の名前で呼ぶように。」

以上と桃が言うとみんな席から離れた。
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