男子1人のシェアハウス

受付の人に、

「日野修弥はこの病院にいますか?」

と聞いた。

「いますよ。お見舞いですか?」

「はい。」

よかった。

修弥は本当に生きてたんだ…。

嬉しい反面少し躊躇いもあった。

「202号室です。念のため氏名を書いて下さい。」

氏名を記入してエレベーターで2階に上がった。
< 95 / 189 >

この作品をシェア

pagetop