【続】ツンデレな彼。~ツンデレ彼氏を溺愛中~
いつもはあたし、低くても30点は取れている。
初めて、20点台を出しました。
『雫ー?何点ー?』
後ろにも悪魔が................
後ろを振り返った
『22........伶香は??』
出来るだけ小声で言った。
『82。てか雫、数学出来な過ぎ!!』
伶香からの喝。
はい............すみません............
『雫、他の教科は出来てんのにね』
『平均的な点数だよ........』
別に、出来てるわけではないです............
『いやっ!数学は平均以下すぎだから』
『ははっ。』
笑うしかない
だから数学は嫌いなのー!
『でも............下には下がいるから元気だしなさい。』
下??あたしの??
伶香は遠くを見つめて呟いた。
その視線をたどっていくと............
『祐也くん............?』
他の男子と一緒に、せっせと紙飛行機を作っていた。
................テスト用紙で。