私が話し始めると、すごく真剣な目で見ててくれた。

勇也の目を見ると照れちゃうくらい・・・

円 「今日勇也の誕生日じゃん?」

勇 「うん」

円 「で、誕生日パーティーやるじゃん?」

勇 「うん」

勇也は、「うん」しか言わずに聞いてくれた。

円 「でも・・・2ヶ月前にあった私の・・・」

私は涙が流れてきて喋れなくなってきた。

でも勇也は黙って聞いててくれた。

円 「私の誕生日は・・・パーティーやってくれなかった・・・」

私は精一杯喋った。

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