勇 「どうした??」

私は涙目で、

円 「い、家の、」

勇 「家の?家のどうした?!」

円 「鍵がない・・・」

と、私が言うと、勇也は私の手を引っ張った。

円 「ちょっと~・・・!」

勇也は何も言わずに、私を自分の部屋に連れて行った。

勇 「窓から行けばいいじゃん!」

そっ、そうじゃん~・・・!!

もう、私ってバカ・・・

円 「あ、ありがとう!勇也っ!」

と、言うと、勇也は顔を赤くして後ろを向いた。

円 「じゃあちょっと待っててね!」

勇 「うん」

私は勇也の部屋の窓を開けた。

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