幼馴染みに恋してます!!!!!
「無理無理っ!」







そう叫んだものの、悠ちゃんは、早くも目を閉じてキスを待っていた









うぅ…









どうしよう……









「やっぱり、何にもできないかー、うらら」







むっ!







しょ、しょうがないっ!










私は、思いきって、悠ちゃんのほっぺにキスをした









「私、できたもんっ!やれた…あれ?」











あれ?









悠ちゃんの顔が赤い?









「み、見るなっ。バ、バーカ」









なんか、可愛いっ!









「悠ちゃん、顔赤い……」









「悠くんっ」










急に私は、遮られた










そこにいたのは……










「…由実?」











悠ちゃんが、顔をしかめた









「うららちゃん!」









急に由実さんは天使のように微笑んだ









「私ね、猫嫌いなんだ!」










えっ?










由実さんは、笑みを消して、私をにらんだ









「特に、うららっていう猫は」










ゾクリと、嫌な感覚が背中に走った











私は、由実さんから逃げるように走り出した










由美さんは……









走りながら思う










悠ちゃんが好きなんだ










私はそう確信した
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