幼馴染みに恋してます!!!!!
「だからね、今回のことも、由実さんが絡んでるんだと思う」









「そ…なんだ」










「ねえ、うらら?」














麗香は、私の瞳を覗き込んだ












「思いっきり、ぶつかってみなよ」










「へっ……?」











「思いっきり、想いを伝えてみようよ。当たってみないことには、何にも変わらないよ?」












「麗香……」












「大丈夫、何があっても、私は、うららの見方だから」












麗香……ありがとう












そうだよね、当たってみないと、何も変わらないもんね












「分かった……やってみる」












「うん」












麗香は、ふわりと笑った











「それこそ、私の大好きなうららだよ」








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