せんせいのせい
20代
…ああ、20代の力だね。
もう仲良しかよ。おいおい。
隣には、加藤先生がいた。
わたしの予感、見事的はずれ。
むしろ真逆。こいつら、仲いいです。
「あっえとどうもこんにちは!あ、こんばんは!えっええと…」
わたしが戸惑ってる間に話が進む進む。
「こいつこういうやつなんですよ、加藤先生。」
「いわれてんぞ宮野wwww」
「はあ…なるほどwwあっこんちは…」
「あっはいこんちはっ!」
「…えっと名前は?」
「宮野!宮野っていいます!」
「宮野さん!宮野さんだね。すっげー…、で…」
「えーウチ?滝沢杏里。…え、先生かっこいいね。やばいね宮野っ。」
ぐふ、ぐふふと滝沢が笑う。
…いやいやまってよ滝沢氏。
色々ツッコミたい。
滝沢さん面食い?ドはまり?ええ?何々。
松井先生。どうにかしろよおい。
こういうやつってなに。
そして加藤先生。
わたしに対するすっげー…が気になるけどみんなガンスルーだね?
おーけーおーけー。
なにもおーけーじゃねえよ。