変わらないモノ
「やだぁっ洗濯物取り込まなきゃっ!」

叫びながら立ち上がるあたし。

「おばさん居いるだろ?俺が来た時居たし」

「うん。でも友達とご飯食べに行くって言ってたからもう居ないと思う。ちょっと取り込んでくるね!」

「俺も手伝うよ」

「ホント?助かるわ」

2人で下へと降りて行く。
その時

ガタッ

誰も居ないはずの一階から物音がした。

「い、樹…今、何か音したよ…」

前に居たあたしは後ろに居る樹に問いかける。

「俺が先行くからお前は後ろにいろ」

「うん」

あたしを守るようにして歩き始める樹。
あたし達は音のした居間の方へと向かう。
一歩、また一歩近付いていくあたし達。

そして――…

「誰だっ!」

大声で樹は叫ぶ。

すると、

そこに居た人物は……
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