未完成な私とモノクロ少年。
タイトル未編集
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私、佐藤あほの、15歳。
同じクラスの坂口るい君基、王子様が大好きです。
彼は王子様だったはずなんだけど!?
「へぇ。僕のこと好きなの。佐藤さん。」
「案外簡単なんだね。佐藤さんって。」
「そんなに好きなら落として見なよ。」
「まぁ、この僕が好きになるかはわからないけどね。」
優しく、笑った王子様は、
「いつになったらその口の聞き方なおるのかな。塞ぐよ?」
怪しく、微笑んだ。
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私の学校には天使くんがいます。
そんな彼の事を私は、
嫌いです。
「僕と仲良くしてくれたらお菓子あげるー☆」
「いらないかな☆」
「僕、スポーツあんまり得意じゃないの~☆」
「お前、男だろ。」
こいつの化けの皮絶対、はいでみせる。
そんなやつの正体は…、
「本当はこんなことしたくなかったけど、
………ごめんね☆」
やっぱり奴は、手強いようだ。
2. 10 スタート!!
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俺達はまだ、出会うことを知らない。
藤岡 嘉樹 (フジオカヨシキ)
バスケ部のモテ男くん。
植村 愛梨(ウエムラアイリ)
写真部の鈍感ちゃん。
モテ男くん。と鈍感ちゃん。が、
今、出逢います。ーーーーーー
ーーーーー
(はぁー。さみぃっ。)
(うわー!早く、急がないとっ。)
彼らが出逢うまで、
あと残りわずか。
H25,12,17.
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