君が大好き♡♡

午後の授業は優の事ばかり考えすぎて集中出来なかった。

そして放課後、

「莉奈ー!ばいばい!」

「杏里ばいばい!」

莉奈と別れた後教室の角を曲がると

バシャッ

冷たい水が私に降ってきた。

冷たいっ!

アハハハハハッ

女の子達は私を見て爆笑した。

「いい気味!」

「優は私たちの物よ!」

「下がりなさい。」

「はい!絵麗奈先輩!」

「ご機嫌よう。杏里さん。何て格好してるの??」

「もう絵麗奈先輩最高!」

みんなクスクス笑っている。

確かに今の私は醜い。

髪が濡れてボサボサだし、シャツが濡れて下着が透けている。

もう、恥ずかしいっ!

私は走って逃げようとした。

でも、、、、、

すぐに追いつかれて首を掴まれた。

ドサッ

「いったー!」
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