泣く心【本編】
お昼になり

それぞれが教室を出ていったり集まったりしている中


私も空き教室へ向かおうと席を立つ



すると掴まれる左腕


そちらを向くと神奈川くんがいた



慎「どこに行くんだ?」



とだけ一言。


どこって…



類「空き教室…」


…ですよね?


まぁ、こういうところで私の信頼の無さを実感するわけだが


…仕方ないことだろう



慎「行くぞ」


と言って引っ張られる








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