役割:イジワル幼なじみの彼女
おもわず大きな声で叫んでしまった。


「優梨ちゃんかわいいし、絶対白雪姫に
むいてるよ!」


か、かわいい⁉︎……わけない。


「市村さん、お願いできない?」


実行委員やクラスの子達もあたしを
キラキラした目で見てくる。

こ、断れない。


「は、はい……」


あたしは小さな声でつぶやいた。

あたしの返事を聞いて実行委員や推薦した女の子はパッと顔が明るくなった。



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