矢野さん
「アホかお前!ここ病院だぞ!」
慌ててエロ本を袋にしまう。
「うん、だから暇だろうと思って」
「暇だからって病院でエロ本見る訳ねーだろ!」
「えー?トイレで見ればいいじゃん」
ニタニタ笑う吉澤に「そういう問題じゃねー」と言うと吸っていた煙草の火を消した。
「必要なかったみたいだな。さっき看護師見てニヤついてたし」
「違う。考え事してただけだ」
「ふーん。やらしい顔して何考えてたんだか」
吉澤はそう言うとナースステーションに目をやり煙草吸う。
「あ、祐子さん発見ー」
椅子に座り何か仕事をしている祐子さんを見つけた様だ。
そういえば……。不思議に思っていた事があった。
「なぁ、吉澤は祐子さんと何で知り合ったんだ?」
「あぁ、うちの兄貴が仕事中に怪我してさー、んでここに暫く入院してたんだよ。それで見舞いによく来て仲良くなった」
「じゃあ……矢野さんも知ってたのか?」
吉澤は灰皿にトントンと灰を落としながら「知ってたよ」と答えた。
「でもコンパに来るって言ってなかったからねー、急遽一人ダメになって祐子さんが無理矢理連れてきたんだろーね」
吉澤はそう言うと煙草を吸う。
慌ててエロ本を袋にしまう。
「うん、だから暇だろうと思って」
「暇だからって病院でエロ本見る訳ねーだろ!」
「えー?トイレで見ればいいじゃん」
ニタニタ笑う吉澤に「そういう問題じゃねー」と言うと吸っていた煙草の火を消した。
「必要なかったみたいだな。さっき看護師見てニヤついてたし」
「違う。考え事してただけだ」
「ふーん。やらしい顔して何考えてたんだか」
吉澤はそう言うとナースステーションに目をやり煙草吸う。
「あ、祐子さん発見ー」
椅子に座り何か仕事をしている祐子さんを見つけた様だ。
そういえば……。不思議に思っていた事があった。
「なぁ、吉澤は祐子さんと何で知り合ったんだ?」
「あぁ、うちの兄貴が仕事中に怪我してさー、んでここに暫く入院してたんだよ。それで見舞いによく来て仲良くなった」
「じゃあ……矢野さんも知ってたのか?」
吉澤は灰皿にトントンと灰を落としながら「知ってたよ」と答えた。
「でもコンパに来るって言ってなかったからねー、急遽一人ダメになって祐子さんが無理矢理連れてきたんだろーね」
吉澤はそう言うと煙草を吸う。