恋なんて、できないと思ってたんだ。

「アキラ~!また、誰かに告白されたん?すごいなぁ、モテモテやん!」


  「それならユキノもだろ~。」


僕は適当に返事をしながらも椅子に座る。

隣で僕に話しかけてくるのは、親友の、ユキノ。


立花 雪乃。 

僕は「可愛い系」の美少女らしいが、

彼女は「綺麗系」の美少女らしい。


僕は、ユキノの方が100倍僕より美人だとしか思えねぇけど・・・。

ユキノは僕よりも運動神経がより良い。


全国レベルで今も戦っているそうだ。

すげぇよな。


「大変よね、アキラも。」


「ナンカ、一生彼氏デキなさそぉ~‼」


この人たちも、僕の親友。


淡々と話すのが美穂。ハイテンションなのが雛。
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