恋なんて、できないと思ってたんだ。
…次の日。



僕は、その日も平穏に過ごした。



帰りは、もちろん僕とユキノとミホとヒナと、ヒュウガで一緒に帰った。




今日は、五人でカラオケに行った。



これといった理由はなかったんだが。



まぁ、なんだ。楽しかったっつーか。



僕たちはそのまま別れた。



分かれ道でヒュウガは立ち止まった。



「その、だな。アキラ。」



  「あ?どした?」



「その、今日…楽しかった。」
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