ポンパドールの魔法
扉が開いて、光が差し込んで来る。
浮かれているせい?
目の前に現れたフロアが、いつもと違う場所に見える。
ボウ然として立ち尽くている私の頭を、彼が軽くポンポンする。
微笑みながら私の手を引いてエレベーターを降りる彼の背中は、愛しくて、頼もしくて、でも何となく今までより近く思えて..........
恋の始まりを感じる。
ポンパドールが魔法をかけてくれたのだとしたら、シャンプーは媚薬?
どちらも思いを伝えるアイテムとして、私を助けてくれたのは間違いない。
近付きたくて努力して、やっとここまでそばに行くことができたんだから、これからは今までより、もっと頑張ろう。
彼のために、キレイになろう。
もっともっと、そばに行けるように。
離れられない、離したくない存在になれるように..........
〜 おしまい 〜
浮かれているせい?
目の前に現れたフロアが、いつもと違う場所に見える。
ボウ然として立ち尽くている私の頭を、彼が軽くポンポンする。
微笑みながら私の手を引いてエレベーターを降りる彼の背中は、愛しくて、頼もしくて、でも何となく今までより近く思えて..........
恋の始まりを感じる。
ポンパドールが魔法をかけてくれたのだとしたら、シャンプーは媚薬?
どちらも思いを伝えるアイテムとして、私を助けてくれたのは間違いない。
近付きたくて努力して、やっとここまでそばに行くことができたんだから、これからは今までより、もっと頑張ろう。
彼のために、キレイになろう。
もっともっと、そばに行けるように。
離れられない、離したくない存在になれるように..........
〜 おしまい 〜