〜Dedicated to you〜 (短)
そしてとうとう
約束の日
当日。





けいたが
家まで
迎えに来てくれて
またバイクに乗って

今日は
けいたの家に
行った。




けいたは
一人暮し
だった。




部屋は洗濯物が
干してあったりして
男の一人暮しという
感じがした。



でもそんなに
散らかっては
いなかった。






『狭いけど
気にしないでね。』





そういって
部屋の真ん中に
あったテーブルに
勉強道具を広げて
けいた先生の
授業がはじまった。




ァタシの胸は
また騒ぎ出して
せっかく
けいたが
教えてくれてるのに
ほとんど
上の空。。。




『で、ここで
さっきつかった
Aの方程式を
使うんだよ。』



けいたが
教科書の大事な公式に
線を引いてくれた。




この公式
一生忘れない!!






『一回休憩しようか?』





けいたがァタシに
ジュースを
差し出す。



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