〜Dedicated to you〜 （短）

テストが終わり
バイトも再開した。




テスト結果も
じわじわ
返ってくる。






数学は７８点だった。




いつもァタシは
欠点ぎりぎり
だったから
先生にほめて
もらえた。







今日は
テスト明けで
初めてけいたと
シフトが
かぶっていた…






『みゆちゃん！！
テストどうだった？？』





けいたが
何食わぬ顔で
聞いて来た。





久しぶりの
けいたの声。笑顔。




けいたの全てに
心臓が
締め付けられる。。。





ァタシは
聞こえないフリして
けいたの前から
立ち去った。





『…みゆちゃん？？』






けいたを無視して
仕事にはげんだ。







この店での仕事とか
メンバーは大好きだけれど
初めてバイトを
辞めたいと思った…







あんなに
傍に居たかったのに

けいたが傍にいることが
こんなに
辛いなんて…