〜Dedicated to you〜 (短)
映画は最近
CMでよく騒がれてる
洋画のSFシリーズもの。




ァタシは
この映画が
大好きだ。




けいたは
それを知っていて
公開が
はじまったら
見に行こうと
ずっと
言ってくれていた。





映画は
午前の部での講演を
見たので
終わった頃には
ちょうど
ランチタイムだった。





ァタシたちは
近くの
パスタのお店に
入って
昼食を
すました。







そしてバイクは
パーキングに止め

待ちに出て

ショッピングしたり

プリクラをとったりした。








手を繋いで
けいたと歩く。



ただそれだけ。






ただそれだけの事が
すごく幸せで




この幸せが
永遠で
あってほしいと
思った。





『みゆ?
どぉしたのポーッとして??』





けいたが
ァタシの顔を
覗き込む。






ァタシは
けいたの
ほっぺたに
軽くキスした。





そして

『けいた
大好きぃぃ〜!!』


といいながら
抱き着いた。






『ちょ!!
こんな道の真ん中で!!』




休日で
人が多く
とくにカップルが
多かったので

あまり
振り返る人は
いなかったが




けいたは
恥ずかしがって




ァタシの
手をひいて



早足で歩き出した。



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