〜Dedicated to you〜 (短)
二人で見つめ合って




けいたは優しく



ァタシの唇に
自分の唇を
重ねた。





ァタシたちは
何度も何度も
キスをした。









けいたは

ァタシの
首に
ネックレスを
つけた。





小さな
ハートのついた
シルバーの
ネックレス。




『可愛い…
どうしたのこれ?』




『初任給が出たとき
内緒で買っといた。


指輪とかの方が
いいかと思ったんだけど。


いつ渡そうか
迷ってたけど
今がその時だと
思って』




けいたは
優しく笑う。





ァタシは
けいたが
愛おしくて
思わずけいたを
抱きしめた。





『『俺達まだ
たった半年しか
付き合ってないけど…
俺本気で
みゆと結婚
したいと思ってる。




だから
みゆが
高校卒業したら
俺と結婚しよう。


その時に
指輪を
あげたいと
思ったから
今はネックレスで
我慢してくれる?』






その言葉に
ァタシは
涙が出た。






嬉しくて
愛しくて


何度も




キスした。



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