〜Dedicated to you〜 (短)
後悔
あの日から
けいたは
たまに夜御飯を
うちで
食べるようになっていた。




お母さんが

『男の一人暮しは
栄養が偏りがちに
なるの!』



と言って
事あるごとに
けいたを
呼ぶのだった。





けいたも
『みゆのお母さんも
お父さんも本当に
優しくしてくれて
助かる』





と喜んでくれる。






親と彼氏が
仲良くしてくれて




ァタシは
本当に
嬉しかった。







ある日
けいたが
言った。






『俺前に
みゆと結婚したいって
言ったじゃん?

その事近いうちに
みゆの両親に
話そうと
思うんだけど』





ァタシは
驚いた。



その反面
けいたが
ァタシとの事を
本気で考えて
くれてるのが
すごく嬉しかった。





『お母さん達
びっくりするかな??』




ァタシは自然と
笑顔になっていた。




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