〜Dedicated to you〜 (短)
高3になったら
進路の話が出るのは
当たり前だ。




当然
お父さんも
お母さんも
ァタシが
大学に行くと
思っている。




だけどァタシは
けいたと
結婚したい。





『そろそろかな』



けいたのその言葉に
何故か緊張が走る。




『そんな顔すんなよ(笑)
悪いことしてるんじゃないんだから』


強張ったァタシの表情を見て
けいたが笑う。





そして優しくァタシに
キスして



『反対されるだろうけど
気持ちちゃんと
伝えような』





と言って
ァタシを
抱き寄せた。






けいたに
抱きしめられている
瞬間が
一番好きだ。






けいたを
抱きしめ返した。





次にけいたが
うちに来るのは
明後日、日曜の夜。






その時に
お父さんとお母さんに
話すことになった。




けいたが
うちに来るなんて
もぉ慣れてるのに




久しぶりに
ドキドキする…




お母さん達
何て言うだろう??




やっぱり
早いと言われて
しまうのだろうか??






いろんな不安が
めぐった。



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