〜Dedicated to you〜 (短)
あの事故から
早いもので
1ヶ月が過ぎた。



もぉ秋だ。


友達は受験勉強に追われている。



ァタシは進学
するつもりは
なかったので
特にすることは
なかった。




だけど
あの事故から
だいぶ立ち直ってきて
ァタシには
夢が出来た。





『お父さん、お母さん』




リビングに二人を
呼び出して
話しを持ち出す。



『ァタシ、大学に行きたい。
今からじゃ遅いかも
しれないけど
どうしても
なりたいものがあるの』





お父さんもお母さんも
賛成してくれた。



とりあえず
現役受験も
してみると言うことになり
冬休みは頑張って勉強した。




しかし
1年勉強し続けた
同級生との差は大きく
大学と言う壁は
そんなに簡単に
越えられるものではなくて



結局志望校には
受からなかった。





ァタシは
浪人受験
することに決めた。



お父さんと
お母さんには
本当に
感謝している。




1年の浪人生活の後
見事志望校に
合格した。



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