エリーと廊下で本を読む
沢ちゃんは腕時計を見ながら

 『そう言や~俺も食ってこなかった

 ちょっと遅いが何か食べに行く?』


 『勿論先生のおごりだよね 私一応手伝いしてるし』

沢ちゃんはポカ~ンとした顔をして


 『何言ってんだよ忘れたのか 徒競走出てない事
  学年長に言い訳するの大変だったんだぞ 
  それでよく俺に集るよ』

 『だっ~てあんなのめんどいし~ あっ~もしかして
  草むしりじゃなくて これって体罰???いいのかな~
  私偉い大人に言いつけるぞ~♪』

沢ちゃんは軽くため息ついてた


勿論私も本気で言ってない


 『おごるから ちゃんと今日一日手伝うんだぞ』


 『え~一日もやだ! じゃ~半分だけおごってよそしたら
  半分でやめて帰るし♪』



私の言葉に沢ちゃんはあきれていた
  
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