【続】好きになった相手がたまたま年上だっただけ。




「えっ…」





「お前、母さんと仲よかったよな

 一緒に飯食いに行ったり

 3人でよく遠出もしてたっけな」






お線香をお墓に添えながら

昔の思い出を一つ一つ振りかえる






「なんで私をここに……」





「正直ギリギリまで悩んだ

 俺らは別れてとっくの間に他人同士だし

 だけど、母さんは

 会いたいんじゃねぇかって思ってよ」



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