【続】好きになった相手がたまたま年上だっただけ。




予想もしてなかった言葉に

私の頭は真っ白になる





「なぁ、俺、お前じゃなきゃ駄目なんだよ」





腰に回される手

左手で掴む私のあご


次第に近づく




アイツの唇








「やめてっ!」




「痛っ!」






気がつくと私は

無我夢中であいつを突き飛ばしていた





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