【続】好きになった相手がたまたま年上だっただけ。




「てゆーか聖也くん

 よくこんな美味しいお店知ってたね!

 前にも来たことあるとか?」





「えっ、いやねぇよっ!

 たまたま旨そうな感じの雰囲気だったから

 ここに入ったわけで……」






「そっかあ~」






実はたまたまなんて嘘


ここにくる前に

こっちの美味しいお店をリサーチしておいた



知らない土地だからって理由もあるけど


今日は舞子の誕生日

特別な日だから



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