【続】好きになった相手がたまたま年上だっただけ。



ご飯を食べ終えた俺と舞子は

すぐ近くにある水族館へ来ていた





「あ、あれニモだよな?すげ~ちっちゃ」





「あれはカクレクマノミだよ~」





「こいつら、いつも同じとこにいるよな

 確か、いそぎんちゃく?だっけ?」





「ふふっ」





「ん?俺なんか変なこと言った?」







「いや、なんか小さい子みたいに

 はしゃいでる聖也くん、可愛いなぁ~って」







「かっ、可愛くねぇよっ!」



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