【続】好きになった相手がたまたま年上だっただけ。
仕事を終え、俺と相澤は
近くの居酒屋へ来ていた
「いただきま~す!……うんっ
このお肉すっごいおいしいっ!」
「そっか、俺もひとつちょうだい」
─────────────────────────────────────
「……陸斗くんは呼ばないで」
「……二人で行きたいの。だから…」
────────────────────────────────────
あのとき相澤は俺の目を見ながら
なんとも言えない表情をしていた
そのときの顔は
学生時代にも見た覚えがある