【続】好きになった相手がたまたま年上だっただけ。



今日は舞子が福岡へ帰ってしまう


舞子がご飯を作って

俺の家で待ってくれている


「おかえり!」と笑顔で出迎えてくれる


そんな幸せな毎日も今日で終わってしまう






「電車何時?」




「21時32分だよ」




「……って、もうあと5分しかねぇじゃん!」





「もう少し…聖也くんと一緒にいたくて…

 やっぱり終電で帰る!」




「ったく、………可愛すぎんだろ」






そんなこと言われたら

帰したくなくなる

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