大好きだから
でも、メールを送ってしまってから仕事中に何やってるんだろうと自分に嫌悪した。だから、きっと怜央もそう思ったに違いない。
うなだれた時、アンジュが戻ってきた。
キラキラパワーを振りまきカメラマンの元へ。
カメラマンの褒め殺しともいえる言葉に、モデル2人は生き生きと動いている。
見ていると2人の仲の良さが窺える。
ツキッ……。
心臓がチクリと痛む。
嫉妬するなんて馬鹿げている。
モデルなのだから身体が触れるのだって当たり前。
だけど、ライトの下で輝く2人を見ていると、胸にどす黒いものが湧き出てきて泣きたくなってきた。
「ほんと、怜央ってカッコいいね」
三井さんが小声でそんなわたしに耳打ちする。
「そう……ですね……」
か細い声しかでなかった。
うなだれた時、アンジュが戻ってきた。
キラキラパワーを振りまきカメラマンの元へ。
カメラマンの褒め殺しともいえる言葉に、モデル2人は生き生きと動いている。
見ていると2人の仲の良さが窺える。
ツキッ……。
心臓がチクリと痛む。
嫉妬するなんて馬鹿げている。
モデルなのだから身体が触れるのだって当たり前。
だけど、ライトの下で輝く2人を見ていると、胸にどす黒いものが湧き出てきて泣きたくなってきた。
「ほんと、怜央ってカッコいいね」
三井さんが小声でそんなわたしに耳打ちする。
「そう……ですね……」
か細い声しかでなかった。