京娘と居候。〜陰陽師其の壱〜



「どうしよう…もしかして、迷子になった…?」



桔梗は林の前で立ち止まる。

桔梗は、祖父にもらった地図を見るが、それに林は無い。



「私ってもしかして、方向音痴…」



桔梗が頭を抱え、しゃがみこんでいると、林がガサガサと音を立てて揺れた。


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