緑の風と小さな光 第1部
天然の岩風呂だった。
おそらく人の手は加わっていない。
「入りたい!」
ピアリとルルグはテンションが上がっている。
「ちょっと待て…」
セレが様子を見る。
透明な湯だ。匂いもほとんど無い。
そっと手を入れてみる。少し熱めだが問題ない。
舐めてみると少し塩味を感じた。他にも何かミネラルを感じるが、危険は無さそうだ。
「大丈夫だ。」
お墨付きが出た。
「わーい!」
「入るー!」
「せっかくだ。俺達も入ろう。」
エルグはセレに言った。
「うん。実は初めてなんだ。」
セレも楽しみだった。
1人が見張りに立ち、交替で入る事にした。
小さなルルグが最初に入る事になった。
「岩が滑って危ないから一緒に入ってやれ。」
セレに言われて、エルグも入る事にした。
2人で『ドプン!』と足から飛び込んだ。
「はぁー」
「気持ちいいー!」
身体の芯までとろける様だった。
とっぷりと浸かっているエルグの顔にルルグがお湯をかけた。
「ぶふっ!やめろ!」
エルグも「お湯鉄砲」で応戦する。
「どうだ!」
見張りに立つセレの所にまで飛沫《しぶき》が飛んでくる。
「あまり長湯するなよ。」
おそらく人の手は加わっていない。
「入りたい!」
ピアリとルルグはテンションが上がっている。
「ちょっと待て…」
セレが様子を見る。
透明な湯だ。匂いもほとんど無い。
そっと手を入れてみる。少し熱めだが問題ない。
舐めてみると少し塩味を感じた。他にも何かミネラルを感じるが、危険は無さそうだ。
「大丈夫だ。」
お墨付きが出た。
「わーい!」
「入るー!」
「せっかくだ。俺達も入ろう。」
エルグはセレに言った。
「うん。実は初めてなんだ。」
セレも楽しみだった。
1人が見張りに立ち、交替で入る事にした。
小さなルルグが最初に入る事になった。
「岩が滑って危ないから一緒に入ってやれ。」
セレに言われて、エルグも入る事にした。
2人で『ドプン!』と足から飛び込んだ。
「はぁー」
「気持ちいいー!」
身体の芯までとろける様だった。
とっぷりと浸かっているエルグの顔にルルグがお湯をかけた。
「ぶふっ!やめろ!」
エルグも「お湯鉄砲」で応戦する。
「どうだ!」
見張りに立つセレの所にまで飛沫《しぶき》が飛んでくる。
「あまり長湯するなよ。」