緑の風と小さな光 第1部
ノーラの家より、格上なのだろう。

幾つかの村を束ねる立場の者と思われる。

邸内に牢獄があるという事は、領民を裁く権利もあるのだろう。

多分、国の役人とも繋がっている。


「まさか、ノーラが歩ける様になるとは  ね…」

「はい。魔法というのはすごいものです  ね。」

「だから、今回、魔法を封じるのだ。」

「今度こそ、レビン様のものになられるで しょう。」

レビン…獅子。例の医者の名前だろう。

誇り高き、ではなく、よろしくないプライドを持った獅子の様だ。
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