緑の風と小さな光 第1部
役人はノーラではなく、レビンを連行した。

周囲の人々も呆気に取られていた。


ただ一人、セレだけはクスクスと笑い続けていた。


…黙っておとなしくしていれば、神秘的な瞳の上品な美青年なのに…

「見た目と性格がここまで違う人間を、俺は見た事が無いよ…」

エルグがぼやいた。
< 182 / 287 >

この作品をシェア

pagetop