緑の風と小さな光 第1部
「私の言う通りに呪文を唱えて下さい。大地の魔法です。いいですか?」
「ああ。」
「≡≡≡≡≡」
ローエンの口から出たのは、ピアリが聞いた事の無い言葉だった。
ピアリには全くわからなかったが、セレは寸分も違わず発音した。
…そうだ。これは大自然の生命に直接語りかける言葉だ…
セレの感覚が蘇って来た。
すると、胸の辺りに炭酸が弾ける様な感じがした。それが全身に広がり、大きな力となっていく。
…この感じだ…でも以前よりも力強い…これがフィズの力か…
ローエンは更に呪文を続けた。しかし何も起こらない。
セレが後に続く。
「≡≡≡≡≡≡≡ ヴィエス・ゼムリ!」
セレの全身から模様のような光が放たれた。
全ての物の動きが止まり、大地が微かに振動した。
そして…
「ああ。」
「≡≡≡≡≡」
ローエンの口から出たのは、ピアリが聞いた事の無い言葉だった。
ピアリには全くわからなかったが、セレは寸分も違わず発音した。
…そうだ。これは大自然の生命に直接語りかける言葉だ…
セレの感覚が蘇って来た。
すると、胸の辺りに炭酸が弾ける様な感じがした。それが全身に広がり、大きな力となっていく。
…この感じだ…でも以前よりも力強い…これがフィズの力か…
ローエンは更に呪文を続けた。しかし何も起こらない。
セレが後に続く。
「≡≡≡≡≡≡≡ ヴィエス・ゼムリ!」
セレの全身から模様のような光が放たれた。
全ての物の動きが止まり、大地が微かに振動した。
そして…