主婦が恋しちゃいけない?
再会…
それはある日のこと…。
いつもと同じ昼下がり…。

ピンポーン…。

玄関のチャイムが鳴り、私はインターホンを取った。

『あっ、宅配便です。お荷物をお届けに参りました~!』

インターホン越しから元気な声が聞こえてきた。

「今、行きます。」

私は、そう言うと急いで玄関に向かい鍵をあけ、扉を開いた。

「ご苦労様です。」

荷物を受け取り、印鑑を押そうとした瞬間、配達員が私に話しかけてきた。

「皐月先輩ですよね…」

私は、えっ?となり、慌てて配達員を見ると、そこには懐かしい顔があった。

「もしかして…、颯太君…?」
「はいっ!杉山颯太です!」
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