あなたに触れたくて...


私と類は家に向かって歩いていた。


「ねぇ、類???」

「ん??」


「ありがとっ!!」

私は類に笑顔を向けた。


「…っ///」


「それと、私ね。蓮たちと話してみようと思う。」

「…え??」


「本当は、もう絶対に会わないって決めてた。 でも、蓮たちは私のことを探して会いに来てくれた。
こんな、自分勝手な私をだよ???
普通、ほっとくよね〜

だから私も逃げずに向き合うよ。」


「そっか。やっぱり美桜はすごいな。」


「ううん。私が向き合うって決めたのは類たちのおかげだよっ
本当に本当にありが…」


え…??
私、類に抱きしめられてる⁇


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