あなたに触れたくて...
「る、類??」
「俺も逃げずに向き合うよ。」
「え??」
類は、私からそっと離れてた。
そして、
「美桜、好きだ。」
え…え??
類が私のことがす、好き??
いや、友達の意味かもしれないよね。
そうだ、そうだっ
「と、友達としてだよね??
わ、私も類のこと好きだよ??」
「違う。友達じゃない、1人の女として美桜が好き。」
「……」
「こんな時に言ってごめんな。
でも、本気だから。」
「い、いきなり言われても、な、な、
なんて言えばいいかわ、分かんないっていうか、えっと、そ、その..」
「ふっ。今じゃなくていいから。決まったら教えて??」
「う、うん…」
「よし、じゃ帰るか。」
類は私の頭をポンっと叩いて、歩き始めた。