あなたに触れたくて...


"お客様は搭乗口にお入り下さい。"


アナウンスがなった。



「じゃ、俺行くな。」

「うんっ。気をつけてねっ」


「あぁ、また来るから。

じゃあなっ」


「うんっ!! またねっ♪♪」


蓮と結愛は、手をふって別れた。


お互いの手首には、お揃いのバラのブレスレットが輝いていた。










< 169 / 175 >

この作品をシェア

pagetop