この心は君だけに夢中






放課後






「ごめん。柴田待ったか?」





「ううん。大丈夫。先生に呼ばれてたんでしょ?」





「まぁな。」






オレンジ色の光が差し込む。






「話って何?」





「あ、それな。」





そう言った日野くんは深呼吸をした。





「柴田、俺、お前のこと好きだ。だから付き合ってください。」






え?




好き?




私を?




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