あの桜に、さよならを。

思っていた通り、初恋は甘くて、酸っぱくて、例えるならいちごみたいな感じだった。

修学旅行の夜、意味がわからない理由をつけて呼び出した。

何を話したのか覚えてないぐらいずっとドキドキしてた。

でも、その時のありがとうって言っていた笑顔だけは忘れられなかった。

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