2番目の彼女


ふとその時ある教室から桜の花びらが1枚風に揺られて廊下おちた。


「っえ…誰かいるの?」

恐る恐るその教室に近づく

空いてるはずのない窓があいてるなんて誰かが開けたに違いない

「お、お、お化けですか…?」

中を見る勇気がなくてとっさにでた言葉を発した

すると中から

「ぷっ! なにお化けって。きみ、誰?」

とても冷たくて甘い声が私の心に入ってくる

一歩そして一歩教室のドアに近づいた

そして、少し空いた扉を開く
< 16 / 26 >

この作品をシェア

pagetop